スマートフォンをプレゼンリモコンとして使う方法
PCにソフトを入れずに、Bluetooth でスマートフォンを接続してスライドを送り、画面ポインターで注目してほしい箇所を示す方法です。最初の接続から発表を終えるまでを順に整理しました。
必要なもの
Windows PC と Android 9 以降のスマートフォンがあれば十分です。PCに入れるソフトはなく、インターネット接続も要りません。スマートフォンが Bluetooth HID Device に対応している必要がありますが、最近の機種はほとんど対応しています。
発表機能は Windows の PowerPoint と Google スライドで確認しています。エアマウスにはジャイロセンサーが必要です。
ステップ1 — PCと最初に一度だけ接続します
スマートフォンとPCの Bluetooth を両方オンにし、アプリ上部の接続エリアで「新しい PC に接続」を押します。あとはPC側の操作です —「デバイスの追加 > Bluetooth」を開き、一覧から自分のスマートフォンの名前を選び、両方に同じ番号が出たら確認を押します。終わると自動的につながります。
PCはこのスマートフォンをふつうの Bluetooth マウス・キーボードとして認識するため、ドライバーの入手は不要です。この手順は最初の一度だけで、次からはアプリを開けば保存したPCに自動でつながります。
ステップ2 — 発表を開始します
発表するファイルをPCで開いたまま、アプリ下部の「発表」タブへ移ります。「開始」で最初のスライドから、「現在から」で今表示しているスライドからスライドショーが始まります。
PC側で発表ファイルのウィンドウが選択されている必要があります。直前に別のウィンドウをクリックしていると、命令はそちらへ届きます。
ステップ3 — スライドを送ります
「前へ」「次へ」で1枚ずつ送り、「最初」「最後」で一気に移動します。手元を見ずに送りたいときは、スマートフォンの音量キーが使えます — 音量アップが前へ、音量ダウンが次へです。
音量キーは長押ししても音量が変わりません。ボタンの位置が持ちにくければ、設定 → 操作の「プレゼンボタンの位置」を左手に変えます。
画面ポインターで示します
「ポインター ON」を押すとスライドの上にポインターが現れます。下の広いパッドを親指で動かして注目してほしい箇所を示し、終わったら「ポインター OFF」で戻します。速すぎる・遅すぎると感じたら、設定 → 操作の「感度」で調整します。
壁に当てるレーザーではなく、画面の上に描かれるポインターです。そのため画面を共有するオンライン発表でも、相手にそのまま見えます。
いったん視線を戻す、そして終わる
「ブラック画面」を押すとスライドが消えて聴衆の視線をこちらに戻せます。もう一度押すと「画面に戻す」で元のスライドが戻ります。発表が終わったら「終了」を押すと、PCのスライドショーが閉じます。
「終了」は確認をもう一度たずねます。発表中に誤って押して終わってしまうのを防ぐためです。
Google スライドで発表するなら先に変更します
設定 → 操作の「発表プログラム」を Google Slides に変えます。初期値は PowerPoint です。
変えないと「開始」もポインターもまったく反応しません。二つのプログラムでショートカットが違うからです。スライドは送れるのに開始だけできないときは、ほぼこの設定です。
発表の途中でマウスが必要になったら
動画を再生したり別のウィンドウを開いたりするために、ノートPCまで戻る必要はありません。「タッチパッド」タブでは指でカーソルを動かしてクリック・ドラッグ・スクロールができ、「エアマウス」タブではスマートフォンを動かして離れた場所からカーソルを操作できます。
エアマウスはその画面を開いている間だけ動作します。オンにする前に、PCのカーソルを始めたい位置に置いておくと扱いやすくなります。
ここまでが最初の一度の流れです。2回目からは、アプリを開いて「発表」タブの「開始」を押すだけで終わります。
スマートフォンをプレゼンリモコンに
PCソフト不要 · インターネット接続不要